AIでジム運営の効率化を図るシステム「GYM DX」をメインに事業展開をしている、『株式会社OptFit』。 今回は、主にエンジニアの採用を担当している取締役CTOの荒川準也さんに、OptFitがワークホップを利用する理由や、今後のビジョンについてお話をうかがいました。
「健康寿命100年時代のエコシステムを構築する」というミッションのもと、病院で薬を使って生かされている状態ではなく、もっとテクノロジーの力を活用して、健康的に寿命を延ばしていけることを目指しています。
Optは最適化を意味する「Optimization」。Fitは「Fitness」を指していて、OptFitという社名にも事業の思いが込められているんです。フィットネス業界を最適化していくという思いで事業を行っています。
現在弊社が提供しているシステムは3つあります。 メイン事業の「GYM DX」は、ジムに専用カメラを設置し、AIでジム運営における監視業務の効率化を図るものです。ジム内に設置した複数のカメラを使って人物追跡し、危険状態にあるお客様をあぶり出してジムの管理者や弊社の監視員にアラートを飛ばすシステムです。
2つめが「Linker Bell」というサービスです。こちらは“習い事”に特化したツールで、比較的安価な月額料金で欠席連絡や動画配信ができるサービスです。
3つめは「24時間AI監視カメラ」という、GYM DXで培ったノウハウや技術を活かした、今後展開予定のサービスです。
そうなんです!採用過程も非常にスムーズで、本当に有難いです。 現在正社員が13名、業務委託・副業のメンバーを含めると20名で会社運営をしています。弊社とワークホップさんのサービスがフィットしていると感じているので、今後の採用にも期待しています。
実は今まで、色々なエージェントやプラットフォームを使用してきましたが、どれも費用対効果の部分で課題を感じていました。大手のサイトにも良いところはありますが、掲載料金が高く、応募してくださる方のスキルレベルと弊社が求めるスキルレベルが釣り合わないことが何度かありました。
スキルも経験値もあるエンジニアさんは、当然ですが他社から引き抜かれているため、優秀な方となかなか出会えずにいましたが、ワークホップに登録している方は実務経験が豊富で即戦力になり得る人材が多いです。
そのため、今では質の高いエンジニアさんからインバウンドで応募いただけるようになり、課題解決にもつながりました。
週10~20時間の稼働で副業希望の方がたくさん登録しているという点が、スタートアップとフィットしていると思いますよ。おかげでスポットでのお願いがしやすいです。 そしてやはり費用対効果の高さは魅力です。成果報酬は他社さんと比べると安いのにも関わらず、これだけ多くの応募がいただけるというのは、この業界ではなかなかないと思います。
他社のツールは応募があってからメッセージを開始するまでに、営業の認証フローが入る場合がありますが、ワークホップにはそれがない。そのため非常にスピーディーかつダイレクトに候補者さんとやり取りができるのはいいですね。 直接メッセージのやり取りができるのは、採用強化中の弊社にとって大きなメリットです。
弊社は、良くも悪くも急成長中のスタートアップです。そのため朝会話していたことが、夕方には変わっていることも結構あります。「今週はこの方針で行こう!」と決めたのに、夕方になると課題が色々と見つかって、「やっぱりこっちに変えよう!」みたいな(笑)。
しかしこれは、事業展開を含めた経営の意思決定をしていく上で仕方がないことでもあります。そのためSIer気質の方は体質的には向いていないかもしれません。 仕様書が決まっていて、それに対して実装していくという働き方に慣れている方にとっては、臨機応変さが求められる社風がストレスになってしまうかと。
過去にSIerにいた方が入社してくださったのですが、スタートアップ特有のスピード感が合わず、2~3ヶ月で辞めてしまったという事例があります。 それ以来、少しでもSaaSやスタートアップでの就労経験がある方を採用するよう心掛けています。
実はそうでもなくて(笑)。ジムに登録をしているのは会社内でも僕だけなんです。 スタートアップって「土日も働け」とか、「みんなで熱くやっていこう!」といった面があるように思われがちです。もちろん弊社も事業に対しての熱い思いはありますが、残業代はきっちりお支払いしますし、体育会系特有の気合いで何とかしよう!みたいなノリはないので、安心してご応募いただければ…と思います。
スキルがあっても実務経験がない方には、面接の段階で成果物の提出をお願いしたり、直近の業務に対して詳しくお話をうかがい、齟齬がないよう努めています。一方的ではなく、お互いのニーズにマッチした人を採用するよう心掛けています。
僕自身はファーストインプレッションを大切にしているので、カジュアル面談でミスマッチがないと分かれば、お試しで業務を始めてもらうケースもあります。 そのため弊社では、お互いの合意のもと、最初の2~3ヶ月は試用期間としています。1、2回の面談では人間性はある程度分かっても、スキルの見極めは難しいので、実務を通して判断させてもらい、良ければ正式採用という形をとっています。
アメリカにある「Amazon GO」のようなフィットネスジムを作ることが一つの目標です。 レジがない無人ショップのAmazon GOは、退店時に自動で清算ができる点が魅力です。このサービスと同じように、無人のジムに入ってトレーニングをして、退店後に自分が行ったトレーニング内容とアドバイスがスマホに自動送信されるサービスの構築を考えています。
弊社は無人運営を行っている会社ではありますが、トレーナーさんがいてこそのフィットネスジムの形態もあると考えています。そのため、定型文になりがちな自動送信のアドバイスの部分を、AIではなくトレーナーさんに担当してもらえるサブスクリプションを付与し、AIとトレーナーさんが共存できるようにしたいです。