ゲーム×コミュニケーションの領域で事業を展開するスタートアップの株式会社Robes。同社はワークホップを通じて、ビジネスサイドの副業1名を採用しました。
今回は副業・業務委託社員のマネジメント、採用前のスクリーニング方法などについて、同社代表の藤原さんにお聞きしました。
株式会社Robesはゲーム×コミュニケーションの領域で事業を展開するスタートアップです。 会社の規模としては、副業・業務委託で関わっているメンバーも含め20名程度です。
当時は特に、まだ事業が固まっていないフェーズで、採用予算もリソースもガッツリ入れることはできない状況でした。そんな中でも事業は拡大していたので、採用を進めなくてはなりませんでした。
また、まだ創業数年のスタートアップということもあり、採用候補者との接点も少ないことが課題でした。
登録者が多く、幅広いため、他の採用媒体にはいない属性の方が多く登録されていることかなと思います。
Tech系以外の経歴を持っている方や、大手の方、あるいはかなり変わった経歴の方もいらっしゃいました。そうした方との接点を持てることは大きな魅力の一つかなと思います。
また、プロフィールの埋まっている方が多く、TwitterプロフィールなどのSNSも見ることができる事が多いです。スキルだけでなく雰囲気も分かるというのが事前のスクリーニングとしてもかなりいいですね。
主にエンジニアやビジネスマネージャーの方ですね。
事業領域としてゲームやエンタメを扱っているので、そういった業界で働かれている方を基本的には探しています。またスキル面だけではなく、趣味嗜好が事業領域に合っていることも、大事だと思っています。
まずはプロフィールに書かれていることで、合いそうかどうかが分かります。TwitterなどのSNSへのリンクをプロフィールに入れている方もいらっしゃるので、そうした方は事前に確認するようにしています。特にTwitterにはかなり趣味や関心事項などが現れますね。
また、募集を掲載する際に、タイトルに入れ込むこともミスマッチを起こさないためには大事かなと思っています。 例えば、ゲーム配信のビジネスマネージャーを募集する際には「【ゲーム配信が好きな方へ】」などをタイトルに入れ込んだりしています。そうした工夫を経て、現在はゲーム配信の好きな方からかなり応募が集まる様になっています。
通算4名、副業からのおためし採用(1ヶ月間など期間を区切ってお互いにマッチングするか見極める期間を設ける採用手法)を行いました。職種としては、エンジニア1名、ビジネスサイド3名です。その中で1名ビジネスサイドの方を副業として採用に成功しました。
スキルはもちろん、イニシアチブを持って自走できるような方を採用しました。
自走できないと、タスクを振る側もタスクを振るコストが発生するため、社員が増えるたびにマネジメントコストが膨らんでしまいます。
特に忙しいスタートアップだと「コレをやってアレをやって」といちいちお願いしていてはなかなかスピード感が上がらないので、とても大事なことだと思っています。
チームの人数としては、副業・フリーランスの方が中心になっていますが、比較的上手くマネジメントできている方だと思います。
コツとしては、結果の数値だけを追うようにして、プロセスに介入しないことを気を付けています。プロセスに介入するのは、結果が出ていないときだけです。結果が出ていれば自由ですよということを、常に伝えています。
結果の数値だけを追うことで、マネジメントが少なくて済みます。また、先述した通り、社員としてもそれが心地よいと感じながら自走できる方を採用していますし「そういうところがこの会社は良いよね」と評価いただいています。
特定の事業領域の立ち上げ経験者も多く登録しているため、スタートアップや新規事業部など、これから新規事業を立ち上げたい会社さんには特におすすめです。
また、拡大フェーズでどんどん採用したいフェーズの会社さんにもおすすめです。
うちには応募がほぼ毎日ペースで来ています。他の会社さんでも「応募がなくて困る」といったことはほとんどないかなと思います。